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ご祝儀のワニパン、 ジャカルタの結婚式には欠かせない

 Uploaded by 朝日新聞社 ご祝儀のワニパン、 ジャカルタの結婚式には欠かせない (2019/03/09)

ご祝儀のワニパン、
ジャカルタの結婚式には欠かせない

ワニをかたどったパンが、ジャカルタの結婚式に欠かせない縁起物だと聞いた。全長1メートルほどの巨大なつがい(雄と雌のペア)で食べられるという。ワニパンがお目見えするという下町の結婚披露宴にお邪魔させていただくことになった。披露宴の2月9日朝、ジャカルタ西部のラワ・クマンギサン地区に向かった。「ワニパンを見たいなら新郎宅へ」と聞いて訪ねると、ワニパンは、ソファに格上の扱いで置かれていた。うわさ通りの1メートル長のペアで、小さい子ワニパンもそばに一匹。焼きパンで、表面は茶色だ。
 「ワニパンはブタウィの慣習で、シンボル」。寝起きの新郎に代わり、両親がまず応じてくれた。ブタウィとはジャカルタに暮らす民族のことで、都会育ちと気っ風から「江戸っ子」のような存在だ。
 インドネシアは約300の民族からなる多民族国家で、国内では「インドネシア人」という意識に加え、出身地への思い入れが強い。冠婚葬祭もそれぞれ風習があり、ブタウィの結婚式で定番なのがこのワニパンだという。
 「ワニは妻を持ったら、増やすことはしない。人間もワニを見習いたい。たとえどこかへ行っても、家に帰ってくる」。新郎の父、イブラヒムさんがそう語ると、母のハリマさんも相づちを打った。ブタウィのだれに聞いても同じような理由を話した。




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